海外でがんばる日本人ペット専門家達(1)

 

 

私アーガイルスタッフですが、学生時代にはじめてオーストラリアを訪問してからあっと言う間に30年がたってしまいました。 いい歳した老犬です(笑)

 

なんやかんやで、100回以上は日本とオーストラリアを往復しているでしょうか。。人生の半分がオーストラリアというような感じで、お仕事のペット関係同様、長い付き合いが続いております。

 

ちょっと昔話になってしまいますが、30年前のオーストラリアのペットフードといえば、正直申しましてたいしたものはなく、当時からペット産業は米国がリードしており、オーストラリアはその真似というか下請けのような業態で成り立っていました。

 

90年代に入り、下請けから序所にオリジナル商品を作るところも増えてはきましたが、正直、栄養学的に考えたものというよりも、「材料が余っているから、とか、犬が好きだから」の理由で、脂コテコテのジャーキーや骨などが店頭に並ぶ程度でした。 オーストラリアは英国の流れで、名物料理はFISH&CHIPSといわれるくらいですから、正直、食事については私から言わせると「保守的」な時代が長く続きました。人間が食に対するこだわりや感受性が高まらなければ当然ペットも同じような環境になってしまうということで、人間の食文化が発展してこそペットの食事も変わる、でも今は消費者も生産者もあまり求めていない、、という我慢の時代でした。

 

2000年を過ぎたころから、ちょうどシドニーオリンピックあたりからでしょうか?(厳密に言うとGST導入後あたりからか?)、もともと多民族国家のオーストラリアではありますが、海外から多くの人たちがオーストラリアを訪れ、食文化も持ち込まれるようになってきました。 そして数多くあるレストランの代表格ともいえるのがシドニーの「テツヤズ」でしょう。その後もテツヤズを意識したレストランが現れ、同時に日本食のブームが生まれ、ダイエットにもよいと、NYやLONDONと同様にオーストラリアでも日本食が注目され、現在まで続いています。

 

このような中、シドニーで初めて「ペットの手づくり食」を提案したのがCHEW CHEWの岡本さんでした。 ようやくオーストラリア人たちも「食文化」の多様化を楽しむ「舌」と「余裕」を持ち始めたころで、これを応用し、ペットの食の多様化に挑んだのはタイミング的にGOODだなと感心しました。とはいえ、いきなりオーストラリア人がペットの手づくり食を作るまですぐには至らず、ご本人も苦労されたと思いますが、コツコツ時間をかけ、ペットの栄養学を広め、ファンを増やし、今ではシドニーで有名なペット栄養専門店になっています。

 

ということで、久しぶりにCHEW CHEWの岡本さんのお店を訪問いたしました。。

 

CHEW CHEW の岡本さん
シドニーのCHEW CHEWの岡本さん

この日も、7-8名集めてのペットご飯の勉強会を行っておりました。お店のファンが増え、アーガイルディッシュのご注文もすごいことに、、、800g商品を一度に130袋をお届けです。

ペット栄養センターとして活動
ペット栄養センターとして活動中
アーガイルディッシュがシドニーでもお求めできます!
アーガイルディッシュがシドニーでもお求めできます!

岡本さんより「アーガイルディッシュは中身のこだわりにしてもパッケージにしても同じような商品はオーストラリアには存在しない」とのことで、おまけに日本人が作ったフードと知ると皆安心してご購入される。とのことでした。

 

手づくりのベースフードとして、もちろんそのまま総合栄養食として、日本生まれ、オーストラリア育ちのアーガイルディッシュがオーストラリアの愛犬・愛猫たちに食べていただけることを大変うれしく思っております。

 

オーストラリアに旅行の際は、是非立ち寄っていただきたいお店のひとつです。

 

CHEW CHEW PET RESTARAUNT

こちらでも紹介しています。

 

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