1粒も無駄にせず、1粒でもおいしく

 

6月12日にワールドカップのサッカー予選がオーストラリアのブリスベンで行われたため、ゲーム前は日本からの航空券がとれず、その後にオーストラリアに来て次の生産の準備をしています。

 

さて、アーガイルディッシュのドライフードは賞味期限が短いことですっかり有名になってしまいましたが(笑)、焼きたてのパンが美味しいように、ドライフードもそうなっているので仕方ありません。理論上、毎月製造すれば常に新しい賞味期限の商品をお届けできるのですが、現状では毎月作るまでには至っておらず、申し訳ない限りです。

 

そのため、年に3-4回に区切って生産をおこなっています。結果、賞味期限の短い商品もお店に出回ることになりますが、期限内であれば十分美味しくいただけますので、残り1ヶ月で使いきるならば、安心して残り1ヶ月の商品をお求めいただければ幸いです。

 

さて、昨日クィーンズランド州内陸部の街、トゥーオウンバにある有機栽培農家さん達を訪問しました。毎度ながらオーガニック原料を提供してくださる農家さんへ挨拶廻りですが、これは天候や収穫の見込みなどの生きた情報を収集し、安定供給する上での重要な仕事のひとつでもあります。

それはさておき、オーストラリアは現在冬で(寒いです)、休耕時期でもありますが、農家さんからお土産に沢山野菜をいただきました。(こんなにいただいて、オーガニック野菜はうれしいが、宿に戻ってどうやって一人で調理していいものか....)

 

有機農家4代目のJamesくん 日本の犬猫の将来は君にかかっている!頼むぞ!
有機農家4代目のJamesくん 日本の犬猫の将来は君にかかっている!頼むぞ!

さて、アーガイルディッシュは農家の皆さんのご協力なしではフード作りは成り立たないため、貴重なオーガニックを1粒も無駄にしないよう心掛けています。

 

ご存知のとおり、メーカーは需用を予測して生産を行いますが、我々はオーガニック農家さんが苦労して生産した作物を無駄にしないようにできるかぎり少量生産をおこなっています。それでも賞味期限が残っているにも関わらず、3ヶ月をきったからと返品されて戻ってくる商品も実際はあります。

 

賞味期限内であれば十分美味しいのですが、もったいなくて、もったいなくて。そこで、動物保護募金活動を行っていらっしゃるアニマルドネーション(東京)代表の西平様にご相談し、氏のご紹介で以下の動物保護団体にフードを寄付させていただきました。

 

NPO法人 日本動物生命尊重の会(A.L.I.S) (東京)

 Dog Shelter (ドッグ シェルター) (東京)

ちばワン   寄付時の様子(千葉)

ワンダフルドッグ (埼玉)

⑤ 公益社団法人・日本動物福祉協会 (東京)

 

日本の農家様のご苦労と同様にオーストラリアにおいてもオーガニック野菜や穀物を作る農家様も大変努力をしていらっしゃいます。また、こうして動物の保護活動に努力を注いでいらっしゃる方もおられます。

アーガイルディッシュはそのような皆様の実や思いをむだにせずに日本の愛犬・愛猫においしく食べて欲しいと願っています。アーガイルディッシュは全国の皆様にまだまだ知られていない商品のため、期限の余裕をみて一部は動物愛護団体様にご協力をいただき、処分をせずに、また欠品すること無く生産し、皆様にお届けしたく努力いたします。

まずは今回、これまで寂しい想いをしてきたワンちゃん猫ちゃんたちに1粒まで美味しく食べていただけたら嬉しいなと思っています。

 

後記:ーーーーーーーーーーーーーーー

各団体さんは一時預かりや里親さんの募集のほか、寄付なども常時受け付けています。一度HPをご覧になっていただければ幸いです。アーガイルディッシュでも近く、弊社商品をご購入いただいた売上の一部を寄付できる仕組みを計画中です。