ペットフードへの信頼を取り戻すために (1)

 

 

アーガイルディッシュを販売してまだ1年もたっておりませんが、一般に比べ賞味期限が短く、「お店様」には取り扱いづらい商品にもかかわらず、「こういう商品を求めるお客様もいらっしゃるから」との声で、お取扱いいただく「こだわり」のお店様も増え、感謝しております。

 

お客様からも直接お声を頂戴する機会も増え、「コロコロのウンチから理想的なウンチ」になった、「毛並み」がよくなった、「体重も減ってダイエットできた」、などお声を頂戴する一方、「うちの猫の1匹がどうしても食べたがらない」などのお声を頂戴したりと、(メーカーなのに正直に言っていいのかな?笑)、今後の商品開発の参考にさせていただいております。現在、アンケートにお応えいただくことで特別価格でご使用いただける「モニター申込み」も承っておりますので、そちもご検討いただければ幸いです。

 

ところで、アーガイルディッシュはオーストラリアで製造していますが、私共スタッフが実際に毎回オーストラリア工場で生産して持ち帰ってくる商品であります。 そのため、皆様のお声をフード作りにすぐに活かせる点が特徴ですので今後、仕様の変更なども出てくるかと存じます。

 

さて、4月にペットフェア2012に参加展示してからお店様へ商品を紹介する機会が増え、実際にお店を訪問する機会も増えてきたのですが、そのたびに驚くのは「こんなにフードの種類が沢山あって、お店さんもお客様もこの中から選ぶのが大変だなぁ」ということです。もちろんこの商品群の中にアーガイルディッシュを並べていただけるかどうかの交渉になるのですが、他人事のように言ってはいけないのですが、「こりゃ大変だ」ということになります。(笑)

多様な商品に囲まれて…

陳列商品をみますと、①オーガニック原料使用 ②無添加、保存料不使用③自然派ナチュラル ④AAFCO基準を満たし、、云々、、、といろんなフレーズがならんでいます。

認定オーガニックの場合は安全性は「当然の前提」のため、あえてあたりまえなことを書く必要はないのですが、いろいろ書かないと「お客様に信用されない」という現状が、お客様からこれまでのペットフード業界へ対する不信感が完全に払拭されていない証拠。と感じたりします。(2007年米国リコール等による影響)これは業界に20年以上携わる一員として私自身も反省しなければなりません。

 

将来、「安全性」については第3者機関で審査され、保証された商品が当然の時代が来て、その先に、さらに栄養バランスを考え、タンパク質や素材などで特徴をだした商品群がペットフードの主流となる時代がくることを願っています。